オンライン営業システム「bellFace(ベルフェイス)」の開発・販売事業を行う、ベルフェイス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:中島 一明、以下「ベルフェイス」)は、全国の金融業界で働く営業職928人を対象に「ビジネスの持続性(※生産性向上(高効率化)による持続可能な営業組織の構築)」についてのアンケート調査を行いました。

調査サマリ

営業領域における生産性が低い主な原因は、「人材が育っていない」「営業パーソンの営業力が低い」「営業パーソンの雑務が多い」

無駄なコストや業務が多いことが伺え、業務全体の見直しや人が育つ仕組みづくりを含めた、サステナブルな営業組織の構築が求められます

・現状、生産性が低い原因について尋ねたところ、最も回答が多かったのは「人材が育っていない」で54%でした。

「営業パーソンの営業力が低い」32%、「営業パーソンの雑務が多い」26%と続き、人材が育つための仕組みづくりを怠ってきた結果が露呈する形となりました。

働き方改革による残業の減少や転職の一般化によって、(特に属人的な事柄を中心に)組織的にスキルを継承し、育む仕組みづくりが後回しになってきてしまった企業は苦戦を強いられている社会の現状があります。今回の調査では、現場の社員がその現実を正確に課題として捉えていることが明らかとなりました。

「企業やチームで生産性向上に取り組んでいる」という方は62%。

「人」の課題が挙げられているのに対して、実際に取り組んでいる内容の上位は「業務の見直し」51%、「社員スキルアップ(研修など)」で46%、「業務における無駄や問題点の洗い出し」39%で、必ずしも人に寄っているわけではなく、むしろ業務プロセス自体の見直しに注力していることがわかります。

企業の持続的な成長のために、人材を育てる仕組みづくりこそ求められる取り組みではないでしょうか。今回の結果はあくまでも一つの現われでしかなく、根底には生産性への取り組みをながらく放置してきてしまった経緯があります。これからの時代に、DXや人、業務、体制までを含めた長期的な成長のための変革、つまり「サステナブル営業」体制への移行が求められます

※サステナブル営業…これからの時代は株主だけではない、あらゆるステークホルダーの満足度を追求することが必要です。そのためには営業部門を中心とした現場の改革が欠かせません。この現場の改革で目指すべき姿を「サステナブル営業」と呼びます。詳しくはこちら

調査対象の属性内訳

※グラフの数字は小数点以下を四捨五入
問1.あなたが所属している組織は、現状生産性が高いと思いますか?

問2.所属企業の生産性に関して、現状を詳しく教えてください。

問3.現状、生産性が低い原因は何だと思いますか?

その他の回答

  • 「目標が高すぎて意欲が削がれている」(岡山県31才女性)
  • 「広告が効果的でない」(石川県39才男性)
  • 「手作業が多い」(東京都42才女性)

問4.所属企業やチームにおいて生産性向上に取り組んでいますか?

問5.生産性向上のために、どのようなことに取り組んでいますか?

その他の回答

  • 「付加価値が高い案件の企画」(東京都31才男性)

問6.実際に取り組んでみて、成果が上がったのはどのような項目ですか?

問7.生産性を上げるために特に必要なことは何だと思いますか?

その他の回答

  • 「商品力」(兵庫県54才男性)
  • 「人間性」(大阪府39才男性)

問8.自社の持続性を上げるために必要な取り組みは何だと思いますか?(生産性以外)

その他の回答

  • 「ビジネスモデルの改革」(東京都41才男性)
  • 「従業員増」(京都府40才女性)

【調査概要】
調査方法:インターネットリサーチ

■スクリーニング調査
調査対象:全国の22歳~59歳 男女
調査時期:2021年10月20日~2021年10月20日
サンプル数:2,000

■本調査
調査対象:スクリーニング該当者
調査時期:2021年10月25日~2021年10月29日
回答数:928
*金融業界(銀行、証券、保険等)に属する営業職の方に本調査を配信